2つの視点から見える井口祐未と安原絵麻の関係について
この記事は SHIROBAKO Advent Calendar 2015 6日目の記事です。
こんにちは、 @mizukmb です。
本題に入る前に、まずこちらのツイートを御覧ください。
明日というか本日12/6(日)はアニメーション神戸の授賞式です。SHIROBAKOは作品賞という大変名誉な賞をいただいております。https://t.co/10ZbjgXDbi #musani めがね
— TVアニメ『SHIROBAKO』公式 (@shirobako_anime) December 5, 2015
第20回アニメーション神戸にて、 SHIROBAKO が 作品賞 を受賞されました。おめでとうございます!🎉
こうやって SHIROBAKO が評価されることはファンとしてとても嬉しいですね。今後の展開にも注目です。
さて、本題に入ります。今回は『2つの視点から見える井口祐未と安原絵麻の関係について』お話します。
復習: キャラ紹介
もうわかってるよ!という方は読み飛ばしてもらって構いません
本記事の主役である 井口祐未 と 安原絵麻 を紹介します。
井口祐未
井口裕未(CV:沼倉愛美)
『えくそだすっ!』総作画監督補。若手の頃から小笠原に学び、経験を積んで今に至る。明るくはっちゃけたような口ぶりが特徴的だが、仕事に対する姿勢は真剣そのもの。その実力は小笠原と並び、武蔵野アニメーションの看板アニメーターとされるほどの腕前。
安原絵麻
安原絵麻(CV:佳村はるか)
武蔵野アニメーションの原画マン。 学生時代、あおい達と共に同好会でアニメを作っていた。 真面目だがおとなし目で引っ込み思案な面がある。 動画から一年半という短期間で原画に上がれたものの、 性格も相まって画のスタイルを決めきれず、悩み続けている。憧れのアニメーターは、日常芝居を得意とするなにわアニメーションの堀内さん。
武蔵野アニメーションでは彼女らは 先輩後輩の関係 にあります。
復習も済んだところでいよいよ『2つの視点』についてお話しましょう。
良き先輩後輩関係にある
前述のとおり彼女らは職場の先輩後輩関係にあるのですが、その関係が非常に美しく 「これ理想の先輩後輩関係では…」 とアニメを見てて思いました。
まず、第8話「責めてるんじゃないからね」 では絵麻ちゃんが猫の絵をうまく書けずに悩んでいるシーンがあります。井口さんは原画の先輩として自らの体験談を交えながら、 どうやって絵がうまくなるように努力したのか、煮詰まった時はどうすればいいか を絵麻ちゃんにアドバイスします。まさに理想の先輩像と言えますね。
さらに、 第16話「ちゃぶ台返し」では今度は井口さんがキャラデザインのリテイクで悩むシーンがあります。絵麻ちゃんは直接的なアドバイスはできないものの、バレないように会議室の扉の裏から盗み聞きする(小笠原さんにはバレていた模様)など井口さんを常に心配している様子 が描かれていました 。 かわいい 。
まとめると、
- 井口さんは先輩として、 後輩の悩みを聞き実体験を交えながらアドバイスをする
- 絵麻ちゃんは後輩として、 先輩の頑張りを陰ながらでも応援する
こんな先輩後輩関係、素晴らしくないですか?変な話。
私もこんな関係を築けるように頑張ろうと思いました。
中の人同士の仲がいい
ここからは中の人、つまり 声優 のお話をします。
彼女らを担当する声優は、井口さんが 沼倉愛美 さんで、絵麻ちゃんが 佳村はるか さんが担当なさっています。
沼倉愛美(愛称: ぬーぬー)さん
佳村はるか(愛称: るるきゃん)さん
彼女らは養成所の同期とも合って 非常に仲がいい ことで業界内では有名です*1。どれだけ仲がいいと言いますと、 佳村はるかさんを自宅に招いてお泊り会を開くほど だそうです。
そんなプライベートでも仲の良い2人が SHIROBAKO という作品を通じて共演なさっている。私はこの2人が絡む度に 『尊い…』 と思いながら観ていました。
ちょうど23話のラストシーンの2人が会ったあの感覚に近いです(ネタバレになるので伏せますが一度ご覧になった方は分かって頂けると思います)。
いかがでしたでしょうか。
本記事を通して井口祐未と安原絵麻の関係が如何に素晴らしく美しいものであるか伝わったでしょうか。
実は SHIROBAKO がオンエアされていた時期に私はちょうど就職活動を行っていました。私は SHIROBAKO から 働くことの意味や仕事にこだわりを持つ大切さを知り 何度も勇気をもらいました。その後、無事に内定を頂くことができました。
SHIROBAKO は私にとって人生を支えてくれた良きアニメでもあるのです*2。
これからも私は SHIROBAKO を応援していきたいと思います!